或る穴のバレンタイン




穴「ああん、醗酵プッシー炸裂乱れ撃ちぃ!」

鈴「…ってわぁ!」

千「………これは………カカオマスの殻………」

穴「ほらね、折角のバレン多淫デーだから、チョコレートを自作しようと思ってね。
  一週間ほど、カカオを熟成していたのよ。カカオから作らないと白雪ちゃんを超えられないわ!」

鈴「バレンって誰だよ。って白雪ちゃんどころか、お前、人間超えてるよ。悪い方へ」

穴「次は、私の熱ぅいハートのビートを叩き込むわ。私の愛でドロドロに成ってぇ!」

鈴「そう言いながら亞里亞ちゃんのキャンディーを股間に押し込まないでください」

穴「あーんっ、アソコが熱ぃぃっ! ホットよ、ホット! ホットホットォ!」

千「………女性の陰部を………古い言葉では"ホト"と言うそうだが………
  ………咲耶くんの秘所からは………強いサラマンダーの力を感じるよ………
  ………見てごらん………地獄の釜のように煮え立っている………」

穴「後は冷まして完成よね。」

千「鈴凛くんは………理系だから知っていると思うが………ウンディーネとシルフが交わると………
  サラマンダーの力は弱くなる………咲耶くんの胎の熱が、悶えながら凍り付いていくね………」

鈴「それって気化冷却? って人間辞めてるよ。そう言ってよ、頼むよ」

穴「さぁ、完成よ。私の愛の詰まった、マイ・フィギュア・チョコレート!」

鈴「うわ、ツインテールがなびいてるよ! って髪の毛一本一本まで表現してる! 技術の無駄遣い!」

穴「そんな所じゃなくて、アソコの造型も完璧にコピーしてるところをチェックして!」

亞「しょこらー」

鈴「唐突に食いやがった! 亞里亞ちゃん、吐きな! 穴になるよ!」

亞「あー あー あー
  ファックして! お兄様!」

鈴「なった!?」

穴「あーもう。亞里亞ちゃんってばしょうがないわね。
  まあいいわ、子宮に予備をストックしてるから。 また作んなきゃ」

鈴「もういいよ。お前、千影ちゃんと別の方向で同類。決定」

千「………それは失礼過ぎやしないかい?」

穴「そうよ! 失礼しちゃうわね! 幾ら私でも千影ちゃんほどじゃないわよ!」

千「!!!」


D-sides