『光のぴぃさん』完結並びにNETFLIX配信おめでとうございます!


『ドラマ『光のお父さん』公式サイト』

破壊の大帝:
……このさ。

LM仮面:
はい?

破壊の大帝:
光のぴぃさん最終回 「これが僕らの夢だった。」光のぴぃさん 「あとがき」がすべて物語っているのだけどさ。

LM仮面:
すべて物語ってると、大帝さんの講釈いらなくなりますよ(笑

破壊の大帝:
読者を飽きさせない、引っ張っていく執念が凄いのだわ…… マイディーさん、マジマイディー。

LM仮面:
いや、そのセリフはおかしい(苦笑

破壊の大帝:
でも、その裏には、自分たちが感じたこと、経験したことの「楽しさ」を共有しようって姿勢があるのよね。決して、押しつけではなくて。
でもって、そのための労力を惜しまないのよ。決して妥協しない、だからこそ、夢が叶うんだなぁって。

LM仮面:
妥協した夢は、タダの妥協ですからね。

破壊の大帝:
だからこそ、光のぴぃさんの最終話タイトル、「これが僕らの夢だった。」……ここで言い切れる所が凄い。
叶えた夢は現実であり、次の夢を追うためのステップなのですよ。

LM仮面:
いつまでも過去に囚われない……ってことですか?

破壊の大帝:
日々の生業を追ってるだけだと、なかなか、「夢」まで追えないし、却って夢を追う事自体否定的に成ってしまう。
勿論夢を、高嶺の花にしてしまって眺めるだけともまた違う。高嶺の花なら、装備を整えて、摘みに行く。
そう、まずは第一歩を踏み出すのだ!

LM仮面:
なんか、安っぽい啓発本になってますよ(笑

破壊の大帝:
要約するとそうなっちゃうんだよ(笑
しかし、NETFLIXと来たか……
そこは読めなかった…… でも、だからこそ、「だった」と言い切れちゃうんだよなぁ……

LM仮面:
……あれ? 大帝さんのことだから「最後まで放映されるまでは油断できないのだわ」とか言うと思っていましたが……

破壊の大帝:
……ちゃうねん。

LM仮面:

破壊の大帝:
「ネット配信だー 日本で放映されない地域で見れるだけでなくて、世界配信もするぞー めでたーい」なんて思ってるだろ?
それもそうだけど、ちゃうねん。

LM仮面:
はぁ?

破壊の大帝:
NETFLIXという外資大手の配信業者に任せることで、日本的な事情を無視することが出来る。

LM仮面:
……あ……

破壊の大帝:
万一、出演者の不祥事や大規模災害。もしくは、それこそ「FF14のトラブルでリアルでアレしちゃった」系な事件が起きたとしても……

LM仮面:
お蔵入りに……ならない!

破壊の大帝:
そりゃまぁ、NETFILXが倒産したらって話はあるかもしれんけど(笑 ないない。
なので、モノは全て作られている今、道は既に開けている。
後は駆け抜けるだけで、その反響がどうなるか…… そこだけがポイント。

LM仮面:
……最後のツメまで、甘くないってことですね……

破壊の大帝:
理想と現実両方見て、最も効果的な所に落とし込む能力って、そう無いよ。
だからこそ、マイディーさんへの讃嘆を惜しまないわけです。

LM仮面:
大帝さん、言うだけでその辺皆無ですからね……

破壊の大帝:
ねー(苦笑
で、ちょっと面白いのは公式サイトがリニューアルされて、ドラマ版の相関図が公開されてるのよ。

LM仮面:
あ、現実とゲームの世界で…… 解りやすいですね。

破壊の大帝:
ほら、ちょうどバランスが取れるように配分してきたろー

LM仮面:
(大帝さんが威張っても仕方ないですよ)
……って、あれ? お父さんが……

破壊の大帝:
会社辞めてるんだよね…… と、なると、一日家に居るわけじゃん……

LM仮面:
物語のきっかけとして最適ですし、「キャラクターとして動かしやすい」、ってのも……
ああ、この辺が「ドラマ」ですねぇ……

破壊の大帝:
容赦なく創作(勿論面白くするため)のメスを入れてきてる。
そこが凄いなぁ……ってのと、もう一つ。

LM仮面:
はい?

破壊の大帝:
ブログ版でも触れられてはいるものの、書籍版読んでて気がついたんだ。
これ、顕界と異界を行き来する物語だって。

LM仮面:
……え? やっと?

破壊の大帝:
と言うか、後半から現実でもお父さんとの交流が増えてきてるんだよね。ゲームを通じて。

LM仮面:
……あー、ゲームの中だけ、ではないですね……

破壊の大帝:
というのを、前の表を元にまとめてみました。

タイトル 現実 ゲーム 備考
- - 父親が癌の手術を行ったことを知る - -
序章 エオルゼアという世界 ブログを書いている(親は知らない) FF14でマイディーと名乗って初心者支援などをしていることの紹介 -
第一章 光のお父さんがエオルゼアにやってきた 「インディー」さんを作成 - それまでは会話が無かった
第二章 光のお父さんは全力で走った - 遠巻きに接触を図るも失敗。つい助けに入るも逃げられてしまう -
第三章 光のお父さんは振り返らない - ララフェル作戦を実施、無反応 -
第四章 光のお父さんは 再び立ち上がった 実家に戻り半袖事件発覚。色々レクチャーする - -
第五章 光のお父さんはサスタシャを目指した - 初パーティープレイ。お父さんゲーム中に友だちを作っていく -
第六章 光のお父さんはこの世界の大切なものに触れた - 初蛮神戦。じょびハウスで仲間たちと接する きりんちゃん登場
第七章 光のお父さんはギスギスに触れた - ガルーダ戦 -
第八章 光のお父さんは旅に疲れてきた 食卓を囲んで、FF14の話ができるようになる。 インディさんとマイディーさん、揃って釣りをする マイディーさん、実家に帰る。一瞬バレそうになる
第九章 光のお父さんはエオルゼアの危機を救った 食卓を囲んで、(お父さんがだいぶ盛った)FF14の話。 父に打ち明けることを迷う この章。だいたい、食卓での会話
第十章 光のお父さんは決意した 技術向上のため、息子ナビ開始。 強タイタン戦 その強タイタン戦直前に呼び出されてピンチ
第十一章 光のお父さんは大縄跳びを飛んだ - ツインタニアへの挑戦と挫折 -
第十二章 光のお父さんは・・・ (ネタバレになるので省略) (ネタバレになるので省略) -

LM仮面:
きりんちゃん……

破壊の大帝:
大事だろ!(笑
いやそれは良くて、実は章を進める毎に、「現実」の「お父さん」との会話が産まれているし、深まってるのよ。

LM仮面:
なるほど、ゲーム側だけのアプローチと思っていましたが…… ああ、だからこそ、「バレているかも」という緊張感があるわけですね。

破壊の大帝:
釣りのときと、強タイタン戦直前。ココがあるからこそ、「本当はバレていたんじゃないか?」というのが効いてくるんだよ。

LM仮面:
そして、ラストで、その輪が繋がるかどうか……

破壊の大帝:
この辺ホントは、ちゃんと構造論やってる人がやると、面白い題材かもなぁ……とか思ってるんだけどね。
私のは我流だから……

LM仮面:
大帝さんって我流じゃないことって、ほぼ無いじゃないですかー

破壊の大帝:
……ですよねー(涙


破壊の大帝ぐれねーどへ