青髭・完
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ご主人様と私たちの幸せの時は永遠に続くものと思っていました。
しかし甘い蜜のような生活は長くは続かなかったのです。
ああ、何と言う事でしょう。幸福とはこんなにも儚い物だったのでしょうか。
- 「開門!開門!!ジル・ド=エレ、青髯公はご在宅か!?」
- 「はーい、今行きます・・・」
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ある冬の日の夜、珍しくお客様がおこしになりました。
ご接待しようと門の方へ向かう彼女を、ご主人様は慌てて押しとどめました。
- 「いや待て・・・私が出よう。お前たちは隠れて居なさい。」
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屈強で豪胆なご主人様が少々慌ててらっしゃるのがとても気になりました。
けれどもお言いつけの通り、私たちは柱の影に身を寄せて隠れました。
ご主人様が門を開けると、一人の騎士が入ってらっしゃいました。
- 「貴殿が青髯公ですな。我は貴方の所にお仕えしている侍女の姉、アンナと申します。」
- 「ホウホウ、妹さんの顔を見にいらっしゃったと言う訳ですな。」
- 「それもある。」
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騎士は女性でした。その戦乙女は私たちメイドには無い、
颯爽で精悍な魅力を供えて居ました。
ご主人様がおろおろする中、私たちは思わず彼女に見とれてしまいました。
- 「貴殿の身辺を調査させて頂きましたよ。暴行、強奪、強姦!行方不明になった領民も百を越えています。」
- 「私の領地内を勝手に調べたと言うのか?何の権限があって?」
- 「申し遅れましたね。私の務めは聖騎士、そして異端審査官でもあるのですよ。
しかし、貴方は異端どころではない。この領内で発見された魔法陣、
暗き森に潜む妖魔の足跡、ある時期になると禍禍しく輝く天体とこの城から発せられる呪文・・・
我々が多角的に検証した結果、一つの結論が出ました。
青髯公、貴方は不浄なる異界の者です!」
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何と言う事でしょう。私たちの大切なご主人様が異端者、いや異界の者と呼ばれました。
異端審査官は異端者を処罰する権限を持っています。彼女は多分、ご主人様を亡き者にするために
派遣されてきたのでしょう。私は恐怖に身を竦ませました。
その時、私とともに隠れていた彼女が小刻みに体を震わせはじめました。
- 「ああん・・・へん・・・へんだよぉ・・・私のからだが・・・あついぃ・・・あ・あ・あ・・・」
- 彼女の皮膚の下で、何かがもぞもぞとうごめいていました。
虫のように蠕動しながら、顔や手足を滑っていきます。私はその姿を声も無く見つめていました。
- 「・・・だめ・・・私のからだ・・・私が・・・私の・・・ああ・・・で・で・で・で・・・」
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べちゃり、彼女は音を立てて破裂しました。皮だけが彼女のなごりを残していましたが、
気持ちの悪いどろどろとした物が寄り集まっていきました。そしてのたのたとご主人様達の方へ進み出しました。
- 「ぱ〜ぽ〜」
- 「ちっ!仲間が居たのか!!」
- 女騎士は舌打ちしましたが、ぐちゃぐちゃした物の放つ不思議な鳴き声を聞くと
どさりと腰が抜けてしまったように座り込みました。体に力が入らないようです。
- 「くくく、不用心でしたね。外世の従者の笛の音にはさすがの騎士様も耐えられませんか?」
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ご主人様は女騎士の顔を触手で撫でました。彼女は気丈にもそれに耐えますが、
先程のぐちゃぐちゃした物が女騎士の体を固定します。ご主人様はゆっくりと、
彼女の鎧を外してきました。金属の甲冑の下には綿入れが着込まれていますが、
それの下には何もつけていません。上半身の白い肌があらわになります。
- 「ほほう、なかなか良い身体をしてますね、あれの姉だけはあります。さぞかし良い声で喘いてくれるでしょうね。」
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彼女の引き締まった肉体には無駄な贅肉はなく、かといって筋肉ばかりでもなく、
猫のようにしなやかで、それで居て艶めかしい女の線と柔らかさを保っていました。
仰向けになってもプリンのようにプルプルと揺れる乳房をそっとご主人様は弄びます。
- 「貴女は美しい、貴女も私の侍女として仕えさせてあげましょう。
何も難しい事はありませんよ。異端審査官などでは味わえない、恍惚の世界へ誘って差し上げるだけです。」
- 「その結果が、コイツかい?」
- 「ほぉ、口が聞けるように成りましたか?いかにも、アレは少々快楽を貪りすぎましたからね。
私も精を余計に放ってしまい、まともな姿には慣れなかったようです。くくく、嫌がる顔も素敵ですよ。」
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ご主人様の触手が柔らかく柔らかく、彼女の肌をなぞっていきます。
ぬらぬらと輝く粘液がつうっと筋を付けていきます。
彼女は触られないように必死に避けますが、それでも脇の下や首、ふんわりとしたお腹の上を
ご主人様が揉みし抱いて行きます。
- 「抵抗するだけ抵抗して下さい。偶には私も、その方がそそりますからね。
もうすぐ、私の精を嬉々として受け入れるように成りますよ。今の貴女には考えられないかもしれませんが。」
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ザックリと彼女の最後の布切れをご主事様は暴きました。
その瞬間、ご主人様は幻惑したが如く叫び声を上げ、ふらふらと後づ去りました。
私の方からは良く見えませんでしたが、彼女は何かの紋章を秘所に記していたようです。
- 「しまった!イヘーの護符!」
- 「不用心なのは貴殿の方だったな。
Imas Wegaimnco kwahels Kusewefalam 関門は閉じん、我はコスの印にてこれを封ず!!」
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彼女が高らかに呪文を唱えると、膨大な光が彼女から発せられました。
手足を押さえつけていた物もご主人様も、その光に溶け込んでいきます。
最後に残ったのはご主人様の叫び声だけでした。
彼女は自分の体に残ったどろどろとした物を払い退け、立ち上がりました。
- 「さて・・・後は我が妹を・・・むっ、そこに隠れているの分かっているぞ。」
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彼女がきっと、私が身を隠している柱の方を睨みました。既に判っていたのでしょう、
私は観念して己の姿を彼女にさらしました。すると彼女はとても驚いた様子です。
- 「お前は・・・おい、忘れたのか!お前の姉のアンナだ!・・・おい!」
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彼女は私を凝視し、妹呼ばわりしています。しかし私にはアンナと言う人は知りません。
彼女を見たのは今が始めてです。
- 「・・・どうやら操られて居たようだな・・・まぁいい、一緒に帰ろう。」
- この人は何を言っているのでしょう。私の大事なご主人様をないがしろにし、
この世界から消滅させてしまったのです。私が彼女に対して怒りの気持ちをあらわにすると
ふと、私の口から何かの言葉がついて出ました。
「・・・森の黒山羊、千の仔を孕みし山羊よりのものら満ち溢れん・・・」
- 「!!」
- その瞬間、私の体が爆ぜ、同時に全てを理解しました。
ご主人様の精が私の胎内で成長し、私はご主人様と同化していたのです。
先程消滅させられたのはご主人様の影、私はご主人様と一体になっていたのです。
彼女の術は既に尽きている筈です。私は彼女に、私に与えられたご主人様の触手を向けました。
- 「ちっ・・・私が分からないのか!放せ!!」
- 嫌がる彼女の両手両足を触手で十字に引っ張ります。宙に浮いた彼女は身をよじらせますが、
そのビクビクと元気の良い振動が私の嗜虐心を煽ります。私は彼女の口と秘所に、生殖肢を這わせます。
私がご主人様にして頂いた事をこの人にもしてあげるのです。
- 「うっ・・・ぐぅっ・・・・ぎゃあああ!!!!」
- 入り口の狭い彼女の花弁を一気に通過させると、柔らかい洞窟が広がっていました。
私はそこを念入りに撫ぜまわしてあげます。お尻の穴にもそろそろと指を這わせてあげました。
ヒクヒクと反応するそこを突つきながら粘液を塗ってあげます。そうすると初めてでも十分に感じられるようになるのです。
- 「ああん・・・あああ・・・ああん・・・あああ・・・」
- 私の運動に、彼女は合わせるように腰を降り始めました。だんだん媚薬の効果が効いてきたようです。
これで彼女も私の言いなり、私の奴隷として下僕として侍女として扱ってあげましょう。
そして私は彼女に、素晴らしい快楽を給金として与えるのです。
- 「あっ・・・はっはっはっは・・・くぅううっ・・・あああああ!!!」
- 彼女の絶頂とともに、私は精を放ちました。ドクドクと彼女に降り注ぎそして胎内から皮膚から全てから
吸収される異界の精液は私の一部として彼女を結び付けるのです。これで喩え私が消滅しても
次は彼女が私となって、大いなる福音を広める事でしょう。福音とはつまり、破壊の福音、
闇に蠢く者達が解放される教えです。
突然どこかから爆音が聞こえました。
- 「ふふ・・・こんなこともあろうと・・・爆薬を仕掛けていたのさ・・・心中とは心もとないがな・・・」
- 彼女はうつろな目で私を見つめていました。
しかし彼女は知らないのです。火の手が上がった所でこの城を破壊する事は出来ない事。
そして彼女も、私が流した精を受けた以上、その程度の事で死ねる体では無くなっている事を。
私は彼女の言葉にはかまわず、別の体位で彼女を責める事にしました。後一時間もすれば
彼女も従順なメイドとして私に忠誠を誓う事でしょう。
- 教訓、クトゥルフネタは流行らしい。
小ネタ衆の時間へ
破壊の大帝ぐれねーどへ