桃太郎
(語り手)
- 今とは別の時間別の世界のお話です。昔々ある所にお爺さんとお婆さんが住んでいました。
(翁)
- ガキーン、ガッキーン!
(婆)
- グーシュルシュルシュルシュル…
- お爺さんは山で芝刈りをして生計を立てていました。
たまに山の妖精をしばいたりしていたのはご愛敬でした。
(妖精)
- あーんもーっ!やめてぇっ(;;)
- ガキーン、ガッキーン!
- 今日もまた、お爺さんは山に芝刈りに、お婆さんは洗濯に行きました。
お婆さんが洗濯をすると天変地異が起きる前触れと口伝にあったので
近隣4km四方の人々はBレベルの避難勧告を受けていました。
- グーシュルシュルシュルシュル…
- やもすると、川上から大きなモモがどんぶらこ、どんぶらこと流れてきました。
(モモ)
- テケリ・リ、テケリ・リ
- お婆さんはこれは一大事とモモを担いで家に帰りました。
日も暮れると山で散々妖精をしばいて上機嫌のお爺さんが帰ってきました。
お婆さんはモモの事をお爺さんに話すと、とりあえずモモを割ってみることにしました。
- ガキキキキキーン
- それでもモモは割れません。勝ち誇るかのように狂気を発します。
- テケリ・リ、テケリ・リ
- しかし、元々精神の無いお爺さんとお婆さんには通じません。
仕方が無いのでこのモモを“桃太郎”と名付け、育てることにしました。
桃太郎はよく通りの人に微笑みかけました。
- ………きゅぅ(@@)
- そして、ショック死した彼らを貪り食い、すくすくと成長していきました。
犬を食べれば犬の分、牛を食べれば牛の分、熊を食べれば熊の分だけ
確実に大きくなりました。
そんなある日、冥王星からの毒電波を受けた桃太郎は鬼退治に行くことにしました。
- ガキーン、ガッキーン!
- グーシュルシュルシュルシュル…
- テケリ・リ、テケリ・リ
- お爺さんとお婆さんは桃太郎に激励を、桃太郎は今まで育ててくれた二人に
最大級の感謝と慶びの言葉をかけました。何と美しい光景でしょう。
旅の途中、桃太郎はお婆さんがくれたきび団子のおかげで三人の仲間を得ることが出来ました。
(犬)
- ワンワン
(猿)
- ウッキー
(雉)
- ホロッホー
(きび団子)
- 嫌ぁぁぁぁぁっ(;;)
- そうこうしているうちに鬼の住んでいる鬼ヶ島にたどり着きました。
鬼ヶ島では幾多の鬼達が手薬煉を引いて待っていました。
(鬼達)
- ふっふっふっふ…私たちが倒せるかな?
- しかし雉の上空攻撃にあっさりやられました。
そうしているうちに鬼のボスが現れました。
(鬼のボス)
- ふっふっふっふ…この私が倒せるかな!!
- 鬼のボスは桃太郎の精神攻撃が効いた分、雑魚鬼よりもあっけなくやられてしまいました。
ボスを失った鬼ヶ島は完全に桃太郎達の制圧下に置かれました。
そうこうするうちに鬼達に軟禁されていた娘達がお礼を言ってきました。
(村娘A)
- ありがとうございます、何とお礼を言ったら…
(村娘B)
- これで家に……えっ…なっ…何をするのですか!
- テケリ・リ、テケリ・リ(ねちゃねちゃねちゃ…)
- ワンワン(しゅるしゅるしゅる…)
- ウッキー(じゅるるる…じゅるるる…)
- ホロッホー(ぞわぞわぞわぞわ…)
- イヤぁァっっっ(;;)
- かくして、桃太郎たちは鬼ヶ島を根城に近隣各地を荒らしまわり、
陵辱と殺戮の限りを尽くすのでありました。めでたしめでたし。
- 教訓、世界が変わってもやることは同じ。
小ネタ衆の時間へ
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