『種の起源』読了。ってもざっと読んだだけで学んだ訳ではありませんから 所々誤解しているかもしれませんが、今までもかなり誤解していたことを反省している次第でございます。 この本ってモロに「人間はサルから進化したんや！」って話は乗ってないのですね(有るには有るけど)。 理由が思い当たらないんだけど、そう思い込んでおりました。 それと、ダーウィンといえばガラパゴス諸島ですけど、これも一章丸々って訳でもないのです。 むしろ、更に広い知見で論旨は構成されています。

　ま、お陰でドーキンスの『利己的な遺伝子』がより深く理解できましたね。 というか、ダーウィンの元の主張というべきか。 「進化」という言葉に惑わされている事に気がつきましたよ。 優性学もキチンとチェックしておくほうがよろしいやも知れぬな。 科学史を考える上では重要なことです故。

　『と学会年鑑〈2001〉』のあとがきを漸く参照する。 ２ちゃんねるのオカルト板の批判をしていると、当のスレに立っておりまして、 暫くワシも見てたけどさ・・・やっぱり裏は取って置けって感じですわ。 オカルティストの金言は「沈黙は金」という事をしみじみ感じておりますよ。 分からん＝オカルトだと勘違いしてる連中が多いこと多いこと(遠い目)。 分からんのに（また、確認をせずに）憶測で話を組み立ててしまうから、 電波と呼ばれてしまうわけです。作家も同じ過ちをする可能性があります、気をつけましょう。 分かっててワザとやってる分には良いんだけどね。っても読み手はそれでまた 新たな電波を受信したりするのですけど。

　実は正式な書名忘れたんでGoogleで検索かけて、 Amazonの本のデータで確認しました。ここでも２ちゃんの話が出てました。 素人さんが間違えて見に行ったら大変だと思うぞ。

　そうそう、日曜日に「徳川美術館」に行きました。 尾張徳川の美術品を展示しているのですが、さすがにモノが違います。 槍が総螺鈿だったり、駕籠が蒔絵塗りだったり、ちょっと洒落になってません。 NHKの大河ドラマですら小道具はチープさをなるべく排除してますけど、 そんな比では有りません。

　特別展で、雛人形飾ってましたが、小道具から違います。 ミニチュアというか、人間に必要な調度品一切をキチンと、 しかも最高級のものを再現しております。 こういうモンで遊んでいる姫君と一般ピーポーのガキを想像してみると やっぱり格が違うことが分かります。 ってか、館内で騒いでるオバサン方、世が世なら切り捨てられてますぜ（苦笑）。