無職

 昨日まではまだ“学生”の身分でしたが、本日から晴れて“無職”です。 最大に重たい肩書きですね。早く外さなければプレッシャーに潰れてしまいそうです。 いや、プレッシャーだけではないですね。

 無職、というのは単に仕事をしてない、お金が入らない、というだけでなく、 社会との関係が切り離されているものであります。 日本国憲法が労働を義務としているのは伊達ではありません。 お金というものはそもそも、世の中にどれだけ貢献したかの尺度であります。 貢献すればするほど、代価が支払われるわけですわ(資本主義やね)。 つまり、金を稼ぐ人=社会の役に立っている人と(それが建前であっても)いう事になります。 無職というのは、そのサイクルからはみ出しているわけで、 ヘタをすると“いらない人”と極論付けることも出来るわけです。

 ・・・と、落ち込むようなことを考えるとどんどん落ちていけますね。 気分が落ちていくと、これまた足掻く気すら起きなくなってしまう。 ってか、履歴書書き損じると、頗るブルーになりませんか?

 分かりにくい=電波、ではありません。 一見脈絡は通っているのに、たまに、“おや?”と思うところがある、 でも、まあいいや、と思っているうちに相手がとんでもない事を言い出す。 そのときには既に時遅し、自分も引き返せないところに居る、というのが真の電波です。 偽物にご注意ください。

 今日は近場の中華料理屋(というか飲茶屋)で身内で飯食ってました。 ちょっとの間、幸せになりました。まだこの感覚が残っている限り、大丈夫だと思います。

 実は一ヶ所落ちました。いいのです。私を取らなかったことを数年中に後悔し、 その過ちに悶え苦しむが良いでしょう。・・・と、言うぐらいの勢いが無ければ、 余所も取ってくれないでしょう。頑張りましょう、特に心を。


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御於紗馬:oosama@aba.ne.jp