国会中継、ムチャクチャ面白いわ。何が面白いかというと、確かに小泉さんも原稿読んでるんだけど、 ちゃんと質問者の目を見て話すのよね。つまり、内容は頭に入ってて、とちらないようにメモを読む形。 要するにディベートとして正しい形なんだけど、それだけで議論が引き締まって見える。
最近思うのが、「批判より反省」です。何かを批判するのはそんなに難しくありません。 結果から成功と失敗を切り分けるくらいは簡単です。どうして失敗が起きたか、 という所も、因果関係が見えれば直に導くことが出来ます。
しかし、どう予測すればそれを回避できたか、これからどうすれば被害は少なくなるか等を考えるのは検討です。 検討まで出来る人はなかなかおりません。それよりもキッチリ悪かったところを認めて、 失敗を回避するように考えることが良いのです。同じ失敗を繰り返すのは、反省してない現われです。
ってか、アレもコレもと詰め込んで言えばいろいろ考えているようには見えるけど、 よく聞いていれば、本当は言葉を詰め込んだだけと言う事がよく分かるよね。 平たく言えば、整理できてないわけです。一つ一つの論旨が明確でなくて、頭の中で混乱しているのです。 一つの流れについては把握しても、全体と細部がわかってないのは、結局の所ハッタリはきいても、 いつかはボロが出てしまうのですよ。
私は強いのか弱いのか判りません。チャランポランなんでしょうけどさ。 というか、短大生殺人事件ですよ。エロ小説書いてる人間としては非常に嫌な事件です。 起きて欲しくないのですよ、商売上がったりですし、現実で間違いを犯さないで欲しいからこそ 濃い話で満足して欲しいわけで、それで書いているつもりなんです、私ってばさ。 こればっかりは、現実よりも作品の方が凌駕しなければならないと思ってます。 間違いは起こさないで欲しいのです。あーもう、ヤダ。
以前から薦められていたレオ・レオーニの『あおくんときいろちゃん』を読みました。 しろちゃんが居たらこれダメだよね・・・とか思ってしまう自分がダメかもしれません。 何色なんでしょう、私は。他の人と一緒にいることで、別の色に成れるのでしょうか? ・・・あかん、ひねりの無い感想だ(溜息)。『スイミー』読んでそれから考えよう。