ブラドストーリーこんなのが良いな版
〜俺の事忘れてねーか?ケーッケッケッケ!!〜
二年前より彼は行方知れず、生死不明になっていた。
しかし、彼は社会の暗部で、確実に暗躍していた。
サイキッカーに対抗し得る便利屋、そして暗殺者。
二重人格の哀しき戦士は、再び立ち上がる。
Episode 1 :ガデス
ガデス「何だてめぇ、俺と似た力を持ってるじゃねーか。」
ブラド「新顔か、なら僕を知らないかもしれないな。」
ガデス「何でもいいぜ、楽しませてくれそうだな
がっかりさせんじゃねーぜ。」
ブラド「後悔はするかもしれないね・・・このブタが!」
ブラド「ケケケケ、ブタ過ぎて相手の力がわかんなかったかぁ!?
ブタブタブタブタぁ!ヒャーッヒャッヒャァ!!」
Episode 2 :ウェンディー
ウェン「貴方は・・・ブラド!?」
ブラド「覚えていてくれて光栄だね、ウェンディー。」
ウェン「退いてよ!わたしはバーンに逢いたいだけなんだから!」
ブラド「残念だけど、僕からは逃げられない・・・
哀しいことだがサイキッカーは居ちゃいけないんだ
だから・・・みんな死ねぇぇ!」
ブラド「はーっはっはっは!オレサマさえ居ればいいんだよぉ!」
Episode 3 :カルロ
カルロ「ブラド!!生きていたのか・・・」
ブラド「生憎丈夫に出来てるもんでね。」
カルロ「一緒に・・・NOAを立て直さないか?」
ブラド「ふっ、僕が今こうしているのは
NOAを潰すためって言ったら、どうするかな?
・・・このぉ、メガネザルが!」
ブラド「サルの脳みそってなぁ、うめーんだよぉ。
けけけ、オメーも同じ味がしそうだぜ?」
Episode 4 :ゲイツ
ゲイツ「ターゲット発見・・・ブラド・・・ブラド=キルステン?」
ブラド「君にもにも名前覚えられていたか。
死ぬ事も出来ないサイキッカーの犠牲者さん。
その苦悩、今楽にしてあげるよ。」
ゲイツ「・・・敵対するなら消去する・・・」
ブラド「ああ、痛みを感じないほどぶち潰してやるさぁ!!」
ブラド「オイルと電池の味しかしねぇよぉ〜
味気ねぇじゃねーかぁ〜血をすすらせてくれぇ〜」
Episode 5 :刹那
刹那 「ほう、ガデスを倒したと聞いたがこんな優男とはな。
闇の力を授かったこの俺を倒せるかな?」
ブラド「そうか、軍のサイキッカーか・・・
自ら忌まわしい力を得たようだな。」
刹那 「忌まわしい?まぁ、倒される側にしてみればそうかも知れんな」
ブラド「身をもって後悔しな。
ホンモンの狂気を教えてやるぜぇ!!」
ブラド「受講料は貴様の心臓で良いかぁ?
腸もいいなぁ〜目玉にするかぁ〜?」
Episode 6 :エミリオ
エミ 「え・・あなたは・・・」
ブラド「エミリオ君、久しぶりだね。」
エミ 「あ・・・あ・・・あたまが・・・あああああ・・・」
ブラド「そうか、君も二人に成ってしまっているようだね・・・」
エミ 「くっくっく・・・貴様・・・殺すぅ!」
ブラド「しかし、年期が違うよ。
僕ももう一人の自分を飼い慣らすのに時間がかかった・・・
こんなふうになぁ!!」
ブラド「所詮ガキぃ! 這いつくばって後悔しやがれぇ!」
Episode 7 :レジーナ
レジ 「あなただね!カルロ兄さんを惨殺したのは!!」
ブラド「・・・あの死体で良く身元が分かりましたね。」
レジ 「許さない・・・兄さんの仇ぃ!」
ブラド「死に急ぐのは良くないですが、最後のデート、お相手しましょう。
地獄のフルコース、じっくりと味わいな!」
ブラド「ケッケッケ、もうネをあげちまったかぁ〜?
胸とケツ削ぎ落としてお手玉してやろうと思ったのによぉ!」
Episode 8 :玄信
玄信 「なんと・・・深き業を背負っておる方じゃ・・・」
ブラド「ああ、サイキッカーを全部始末しなきゃ成らないからな。」
玄信 「後はワシに任せ、そなたはもう休まれよ・・・」
ブラド「そうは行かない。一度修羅の道を歩み出すと止まらないんだ。
あんたも良く分かっていると思いますけどね・・・
さぁ!説教は終わりだ!!この俺を止めてみやがれ!!」
ブラド「爺め!スジとカワばかりでやんの!!
張り合いが無さすぎるぜ!」
Episode 9 :パティ
パティ「・・・なぜそんなに哀しい目をしてるの?」
ブラド「お嬢さん、それはあなたを倒さなければならないからですよ。」
パティ「どうしても?」
ブラド「どうしても・・・
さぁ!楽しいショーの始まりだぜぇ!」
ブラド「たねも仕掛けもありません。
死体いっちょ出来上がりってか!」
Episode 10:マイト
マイト「パティをあんなにしたのはお前かぁ!!!」
ブラド「さすがに気が咎めたがな。
もう一人の僕は嬉々としてたが。」
マイト「なにをわけの分からないことを!」
ブラド「すぐに解るようになるさ・・・
体で体験させてやらぁ」
ブラド「頭は残してやったぜ!
よぉーく考えやがれ!ギャハハハ!!」
Episode 11:ウォン
ブラド「ウォン、お久しぶりですね。」
ウォン「生きてましたか。それをおめおめ出向いたのは
私に口封じでもされに来ましたか?」
ブラド「あなたの命、受取りに来ましたよ。」
ウォン「おや、どうやら死神を気取ってらっしゃるようですが、
『木に縁りて魚を求む』と言います。私を倒せますか?」
ブラド「倒せますね。
・・・ハハハ!中華料理にしてやらぁ!!」
ブラド「・・・死神は貴方の方ですよ・・・」
Episode 12:キース
キース「ブラドか・・・軍もNOAも手をかけ、私に向かう今、
貴様、なにを望んでいる?」
ブラド「強力すぎるサイキッカーの根絶・・・それだけです。」
(回想シーン、虐殺される人々の図)
ブラド「結局、貴方も軍も人間も同じなのですよ。
罪無き人たちが苦しみ、悲しむ事には変わりありません。」
キース「私はサイキッカーの未来を考えた。
貪欲な人間を排除したサイキッカーの世をな。」
ブラド「それでも、サイキッカー同士が争うでしょう。
ウォンの例を覚えてらっしゃるでしょう?それに私も・・・」
キース「強力なサイキッカーのみを排除すると言う訳か。」
ブラド「そんな所でしょうね。
喩えサイキッカーと言えど心は普通の人間です。
迷い、嘆き、悲しみ、憤ります。
自らの欲望に溺れる事もあるでしょう。」
キース「お前は? 血に飢えているだけではないのか?」
ブラド「・・・そうかもしれません。
しかし・・・約束したんです、私が手をかけてしまった少年と・・・」
(回想シーン、瀕死の少年とブラドの図)
ブラド「そろそろもう一人の僕も、貴方とお話しさせて下さい。
ギャハハハ!!俺は誰でも殺せれば良いんだけどなぁ!!」
ブラド「結局、誰かが鬼にならなければ成らないんですよ。
しかしキース様、貴方が憤るべきは人間ではなく、
人間の悪であることに気が付くべきでしたね・・・」
Final Episode :バーン
バーン「キース!?」
ブラド「バーンか・・・そうか、君も生きて居たのか」
バーン「ぐっ・・・ブラドか!貴様!よくもキースを!!」
ブラド「君は・・・鬼には成れないが、
人を救う事は出来るかもしれないな・・・」
バーン「なにを言ってやがる!」
ブラド「倒せるのなら倒してくれ・・・
ケッケッケッケ!オレサマに勝てる訳ねーだろうがな!!」
Ending
ブラド「・・・僕が勝ったか・・・」
(1人佇むブラド)
ブラド「・・・これからどうするべきか・・
僕がバランスの守護者になるべきなのか?
しかしそれは・・・あまりに酷すぎる・・・」
(爆発するNOA本部・・・)