エミリオストーリー妄想版
〜覚醒!もう一つの人格〜

その時彼はまだ少年だった・・・気弱で内気で、いつまでも自分を責めていた
しかし、月日は彼の性格を変えた。彼の閉ざされた心に新たな人格が生じていたのだ
そう、ハイで爽やかな彼!新生エミリオは今日も笑いを振り撒きながら
狂気と破壊を繰り返すのであった!


Episode 1 :カルロ
  エミ 「やぁ!新生ノアのカルロさんだねっ♪
      早速だけど、僕から殺されて頂きますよ☆
      覚悟して下さい♪」
  カルロ「エミリオ君・・・何があったというんだ!
      以前の儚げで頼りなくていつもおどおどしていて
      ショタ心を思いっきりくすぐってくれる君が大好きだったのに・・・」
  エミ 「いやだなぁ、僕も大人になったんですよ☆
      成長した僕も試してみませんか?」

  エミ 「領収書、NOAから頂いておきますよ☆」

Episode 2 :ゲイツ
  ゲイツ「軍サイキッカー・・・NOAの敵・・・」
  エミ 「わーい、君ってサイボーグだね♪
      サイボーグって便利だね。幾ら壊しても再利用出来るんだろ?」
  ゲイツ「キサマには傷一つつける事出来ない」
  エミ 「どれだけ壊れるか、試してみてあげるね♪」

  エミ 「今後は鉄屑として余生を送ってね♪」

Episode 3 :レジーナ
  レジーナ「エミリオ!よくも兄さんを!!」
  エミリオ「見事なダイナマイトボディですね。
       いいなぁ、今からNOAに転向しようかな♪
       軍ってばムサいオッサンとコスプレ馬鹿しか居ないんですよ。」
  レジーナ「くっ・・・兄さんの敵は取らせてもらうよ!」
  エミリオ「残念だなぁ〜でも、私怨は身を滅ぼしますよ?
       折角だから、実証して差し上げましょう♪」

  エミリオ「奇麗なおねーさんがいないなら、やっぱり軍にいよっと♪」

Episode 4 :パティ
  エミ 「良い歌声だね。歌は良いよね♪」
  パティ「きゃぁ!あなた誰?」
  エミ 「誰でもいいさ♪さぁ、一緒に歌おう!踊ろう☆」

  エミ 「ダメだなぁ〜 キミ、若さが足りないよ☆」

Episode 5 :キース
  キース「エミリオ・・・フッ、変ったな」
  エミ 「え?僕の知り合いに王子様は居ないですよ。
      香港の霊玄道士が上司ですが☆」
  キース「今からでも遅くない。奴についていた事を後悔する前に
      NOAの力にならないか?」
  エミ 「いえ、今自分のやってる事を途中で投げ出す方が後悔します。
      若者は常に前向きに行動すべきです☆」
  キース「ならば、私も目の前の障害を取り除かなければならないようだな。」
  エミ 「御名答♪」

  エミ 「さて、僕の仕事は終ったっと☆
      有給とってバカンスでも楽しもっと♪」

Episode 6 :ウェンディー
  ウェン「エミリオ?エミリオなの?」
  エミ 「なんでしょう?プリチーなおねーさん?
      サイキッカーなら僕が倒しちゃうよ?それとも軍に入隊する?」
  ウェン「エミリオ!? どっどうしたのよ一体??」
  エミ 「僕は前からこんな感じさ♪
      ほら、スキップだってしちゃうよ☆ランラン♪」
  ウェン「いやぁぁぁっ!元のエミリオに戻ってぇ!!」

  (戦闘後)

  エミ 「おっ・・・おねえちゃん!!」
  ウェン「良かった・・・元に戻ったのね・・・」
  エミ 「その傷・・・もしかして僕が・・・そんなぁ・・・」
  ウェン「気にしないでエミリオ・・・」

Episode 7 :ウォン

  エミ 「ウォン!よくもボクを洗脳したな!」
  ウォン「エミリオ君、以前の貴方に戻ったのですね。
      私も心から祝福しますよ。」
  エミ 「え?ウォン??」
  ウォン「いや、あの少々ハイな彼には少々うんざりしていたのですよ。
      邪魔者はすっかり排除していただきましたから、
      彼には既に用がありません。」
  エミ 「結局・・・貴方には自分の世界しかないのですね。」
  ウォン「いえいえ、後は貴方と私の二人っきりの世界が待っています。
      共に楽しもうではありませんか・・・」

Final Episode :赤目エミ
  エミ 「ここは・・・?」
  赤エミ「やぁ、やっと逢えたね。もう一人の僕。」
  エミ 「お前は?!」
  赤エミ「もう一人の僕だよ。紛れもないエミリオ=ミハエロフさ☆」
  エミ 「ええっ?・・・嘘だ!ボクはここに居る・・・?!」
  赤エミ「そうさ♪君の時代はもう終ったんだよ☆
      これからはNOWでヤングでポジティブな僕の時代なのさ♪
      そんなわけで、君には眠ってもらうよ・・・永久にね♪」

Ending
  赤エミ「ククク、唾棄すべきいい子ぶりっ子な君。
      たとえボクを押さえつけた所で何になるだろう?
      閉じ込められているのはボクだけじゃない事を
      じっくりと後悔するがいいさ・・・」

(後ろから駆けつけるウェンディー)

  ウェン「エミリオ?エミリオ大丈夫!?」

(邪悪な笑みを浮かべるエミリオのアップ)

  エミ 「『隣りの家に塀が出来たってね』『かっこいー』
       …くすくすくす。」
  ウェン「いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」



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