謎式ガデス
〜ACT.1〜

 フリーの傭兵、ガデス。彼はサイキッカーである以前に、卓越した 戦闘能力とサバイバル能力、・・・各種学識に精通した軍人である。

 ある日、そんな彼のもとに仕事依頼があった。なんとクライアント はかの有名なICPOである。

ガデス「ICPOが俺に何の用だ・・・」
依頼人「・・・あなたが『地獄の傭兵』ガデスですね?」
ガデス「・・・・」
依頼人「私はICPO・『オカルト課』の西条といいます。貴方の腕前を見込んで・・・」
ガデス「ICPOにそんな部署が出来たなんて初耳だな。・・・冷やかしなら帰れ」
依頼人「ひ、冷やかしだなんて・・・私は本気です」
ガデス「・・・早く用件を言え」
依頼人「・・・その前に、あなたは『オロチ』とか言う言葉を聞いたことがありませんか?」
ガデス「確か・・・あの『ハイデルン』の秘密部隊がそれについて前に調査をしていた、・・・と聞いたことがある」
依頼人「・・・ここのところ・・・そういった事件が多発しています。そこで・・・是非貴方にも協力して戴きたいと・・・」
ガデス「何故、俺なのだ・・・?」
依頼人「・・・貴方の『能力』。・・・そして貴方の卓越した総合能力を厳正なる審議の結果見込んでのことです。」
ガデス「・・・・」
依頼人「貴方への依頼というのは・・・『日本の霊的護法組織“影高野”に協力していただく』ことです。・・・詳しいことは・・・影高野の方でお伺い下さい」
ガデス「・・・分かった。口座に依頼料が振り込まれ次第『仕事』にとりかかる」
依頼人「・・・ありがとうございます!では、影高野へ御案内します」
ガデス「・・・・」



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