キースストーリー妄想版
〜君の力はミネソタ・・・もとい今のは忘れてくれ〜

NOA総帥キース、彼のそのカリスマと美貌(?)はサイキッカーの羨望の的
その為多くの刺客が彼のもとを訪れる。
負けるなキース!サイキッカーの明日を切り開くのは君だ!
そして宿命のライバルバーンとの決着をつけるのだ!!


Episode 1 :刹那
  刹那 「お前がノアの総帥か・・・コスプレーヤーとは聴いていたが・・・
      ふっ、頭の悪そうな王子様って所だな?」
  キース「お前に言われたくないな。良い歳して恥ずかしくないのか?」
  刹那 「とっ歳は関係ない!
      徹夜で修行した戦闘ポーズ、とくと思い知れぇ!!」

  キース「所詮は人間、ポーズのセンスが甘すぎる。」

Episode 2 :エミリオ
  エミリオ「くくく・・・変な格好!きゃははははは!!」
  キース 「ふっ、いくらか大人になったようだが、これはどうかな?」
  エミリオ「げっ!二年前の僕・・・なんて無様!!
       はっ!こんな所まで・・・いつ撮ったこんな物!!!」
  キース 「私の能力を甘く見たようだな。
       まだNOAに逆らうのならば、これを実名でばら蒔く事にするが、どうだ?」
  エミリオ「さっ・・・させるかぁ!!」

  キース 「仕方あるまい、写真はNOAの資金源として活用させて貰おう」

Episode 3 :ウェンディー
  ウェン「キース!まだ懲りずに世界征服ごっこしてるの!?」
  キース「ごっことは失礼な、私は本気だ。」
  ウェン「そのためにどれだけの人が困っているって思っているの!
      馬鹿な事はもう止めて!」
  キース「聞けぬな。天下統一を目指さずして何を男の本懐とする?」

  キース「所詮は凡人、王政楽土を目指す私の志は分からなかったか・・・」

Episode 4 :玄信
  玄信 「そなたがNOAの総帥じゃな。
      その力は戦いを招く、平和な世に戻りなされ。」
  キース「壷を売ってるそうだな、高値で。」
  玄信 「うっぐっ・・・それを何故・・・」
  キース「他の人間が聴いたらどう思うだろうか?
      それでもおまえは人間代表として正義の味方を気取るか?」

  キース「私は他人に何と言われても自分の正義を信じる
      喩えそれが少々卑怯であってもな。」

Episode 5 :ガデス
  ガデス「よぉ、久しぶりだなキース様?」
  キース「裏切り者で色狂いで弱いもの虐めしか出来ない見かけ倒しのガデスではないか。
      顔の皮は一人前に厚いようだな。」
  ガデス「くっ、言うねぇ・・・でもな、今すぐ総帥の重荷から解放してやらぁ
      その憎まれ口も叩けなくなるぜ」
  キース「出来るかな?」

  キース「総帥が重荷?その程度の発想しか出来ぬから脱走を見逃してやったのにな。」

Episode 6 :マイト
  マイト「お前がNOAの総帥か!ハンターとしてお前を倒す!」
  キース「君もサイキッカーではないか。我同士としてNOAの一員にならないか?」
  マイト「懐柔策か?俺の使命はサイキッカーを倒す事!」
  キース「今ならもれなく美少女サイキッカーとデートが出来るが・・・?」
  マイト「・・・・・・・・・
      なっ・・なめやがって!!」

  キース「運命に流され、自分の道を切り開けなかった君の負けだな。」

Episode 7 :ウォン

  ウォン「くくく、一部始終拝見していましたよ。」
  キース「ウォンか・・・その顔は二度と見たくなかったな。」
  ウォン「私もですよ。ですからこれから未来永劫見なくて済むように
      今一度我慢して出向いたというわけですよ。」
  キース「それはご苦労だったな。私もこれ以上、君に苦労をかけたくないよ。
      今すぐ楽になってもらおう。」
  ウォン「いえ、世界を、時を支配する私が命じます。
      貴方に休養を与えます。永久に眠って下さい。」
  キース「そんなに遠慮するな、世界は若い者に任せておけ。」

  キース「その格好は死に装束だったようだな。
      あの世で皇帝でも帝王にでも好きになるがよい。」

Final Episode :バーン
  バーン「キース?俺は・・・」
  キース「気が付いたようだな。二年前、私との決闘中に
      ウォンの奴が旧NOA本部を爆破したのだ。
      重傷を負った君が治るまで、私が保護していたというわけだ。」
  バーン「そうだったか・・・キース済まなかったな・・・」
  キース「まぁ、あの後見事にブリザードトゥースが決まって、
      君は即死していたはずだったから、運が良いと言えば運が良い。」
  バーン「ちょっと待てよ、あの時勝ってたのは俺だぞ?
      ゴッドフェニックスがぶち当たってた筈だぜ?」
  キース「・・・二年の時が過ぎても、結局炎と氷・・・相容れないようだな。」
  バーン「考えは変ってないようだな。」
  キース「ああ、やはり君とは決着をつけなければならないようだな。」

Ending
  キース「・・・私が・・・勝ったか・・・」

(再び水槽の中で眠るバーン)


  キース「私が勝てば、必ず君を直してやろう。
      そして目覚めた時再び戦う事になる・・・
      どちらかが果てる迄、君とは戦い続ける事になる・・・」

(寂しげに総帥の椅子に座り、独り言を言ってるキース)

  キース「バーンが勝つまでは私がNOAの総帥だ。
      私も力での支配がいつまでも続くとは思っていない。
      しかし、私の後を継ぎ、サイキッカーを理想郷に導けるのは
      優しさと情熱を併せ持つバーンだけだ。
      ・・・その時までは・・・いかなる手段を用いてもNOAを維持する!」



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