マイトストーリー妄想版
〜俺は何故狩っているんだ〜
記憶を失いながらもサイキッカーを狩り続けるマイト
記憶喪失と言うシリーズ物では大抵最後の方に出てくるネタにして主人公!
さぞかし重大な秘密を持っていると思われるが・・・どうだ?
Episode 1 :ウェンディ
マイト「お前、サイキッカーだな!」
ウェン「え?私??・・・はっ、空飛んでるからばれちゃった☆」
マイト「・・・・・・」
ウェン「なぁに?私は愛しの彼を捜してるだけよ?
君もかっこいいけど・・・デートのお誘い?」
マイト「・・・・・・
いっ・・・いや!サイキッカーは狩るっ!」
マイト「オレにはパティが居るからいいんだぁ!」
Episode 2 :エミリオ
エミ 「なんだ・・・お前は?」
マイト「貴様サイキッカーだな!このオレが狩る!」
エミ 「何訳の分からん事言ってるんだ?
一緒にハクいスケでもおっかけねーか?」
マイト「・・・・・・
うっ!うるさい!!気が乱れるような事を言うなぁ!!」
マイト「サイキッカー狩りはオレのレゾン・レートルだ!
・・・しかし・・・」
Episode 3 :ガデス
ガデス「がっはっはっは、何だ?ボウズ?」
マイト「オレはハンターだ!お前には狩られてもらう!」
ガデス「こりゃたまげたぜ。俺様を倒そうって言うのかい?
辞めとけよ、今軍に入れば俺が良い店教えてやるぜ?」
マイト「・・・・・・
この俺を愚弄するな!」
マイト「・・・何だこの空しさは・・・
それでも狩らねばならないのか?」
Episode 4 :レジーナ
レジ 「あんたかい?同胞を狩り続けてる奴って言うのは。」
マイト「そうだ!オレはサイキッカーハンターのマイトだ!」
レジ 「くすっ、なかなか可愛いじゃない。
NOAに入ってくれたら、私がサービスしてもいいわよ?」
マイト「・・・うっ・・ぐっ・・・
しょ・・勝負だぁ!!」
マイト「全てを失っても・・・俺は狩り続けるしかないのだろうか・・・」
Episode 5 :カルロ
カルロ「よくも可愛いレジーナを・・・罰として修道女姿で
『貴方の罪を許す替りに、私の身体を許して下さい!』
と言って頂きます。覚悟して下さい。」
マイト「・・・・・・
なんだそれは・・・」
カルロ「ふっ、まだ若造ですね。大人の秘密を教えてあげましょう!」
マイト「・・・なんか、狩ってすっとしたの、初めてだぜ・・・」
Episode 6 :キース
マイト「お前がサイキッカーの親玉だな!ハンターとしてお前を倒す!」
キース「親玉・・・せめて“救世主”とか“期待の新星”とか言って頂けないかな?」
マイト「オレに取っては同じ事だ!」
キース「君の力、NOAに役立てたいが・・・
美少女サイキッカー特製写真集でどうだ?」
マイト「・・・・・・・・・
なっ・・なめやがって!!」
マイト「・・・やはり・・空しさが募る・・・俺はどうして狩りなんかしてるのだろう?」
Episode 7 :パティ
パティ「マイト!・・・私も狩るの?」
マイト「・・・・・・・・・・・・・・」
パティ「私の着替えを覗いたのも、下着盗んだのも貴方って知ってるのよ?!
それでも狩らないって言うの??」
マイト「うっ・・・」
マイト「パティ・・・あああ・・・何だ頭が・・・頭が痛い・・・
・・・はっ・・・思い出してきたぞ・・・
そうだ!リチャード・ウォン!! 奴が全ての元凶だ!!」
Final Episode :ウォン
マイト「ウォン!蹴りをつける時が来たぞ!!」
ウォン「おや、ハンターの試作品がようやく未来から届けられたようですね・・・
ここまで辿り着いたと言う事は邪魔物は全て消去して頂けたわけですね。
しかし、貴方が消滅していないと言う事は・・・母親はまだ無事のようですね。」
マイト「くっ・・・さすがにお見通しか・・・しかし!
貴様が死ねば全ては終わる!!覚悟しろ!!」
ウォン「いえ、時使いの私としては歪んだ歴史は修正するのが筋でしょう。
さぁ、最後の戦いを味わって下さい!」
マイト「それは俺の台詞だ!ハンターとして、いや俺の為に貴様を狩る!!」
Ending
(死闘の末倒れたマイト・・・)
・・・くっ、俺も寿命が尽きたようだ・・・
ウォンめ・・・上手い事考えやがったな・・・俺の母であるパティを倒せば俺も消える。
未来からわざわざ過去の粛正に俺をよこすとは・・・
完璧にハンターとして洗脳してたようだが、残念だったな、
本当は父さんと母さんを助けるのが俺の役目だったんだよ・・・
俺はコピーだもんな・・・マイトの・・・
パティ・・・やっぱり俺は君を殺す事は出来なかった・・・
俺はもう駄目だが、必ずマイトを産んでくれる・・・
ウォンが居ない今、きっと幸せになってくれるだろう・・・あとは・・・父さん・・・
この時代に必ず居るはずだが・・・俺の全能力をしても察知出来なかった・・・
(その時脳裏を過ぎる父の顔・・・しかしそれは・・・)
・・・え?・・・俺の父親は・・・・・・オレ??
(ふと上げた視線の先に見える一人の少女・・・)
・・・パティ?