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2006.9.23
ここまでの走行、460Km。へー、結構はしってらー。木曜には帰り着かなきゃならないから、ちょいと気合いを入れないと観光出来ないなーと思いつつ出発。何処まで行けるか解らないけど、とりあえず未踏の地−宮崎県へ。
志布志湾をぐるりと周りR220−R448へ進むとそこは良いワインディングロード。
眺めも良いので調子に乗ってがんがん進む。
岬をぐるりと回り再びR220へ。高い波が押し寄せる日南海岸を右側に見ながら北上北上。砂浜はとても少なく洗濯板の様な岩が海中から顔を出している。波が高いって本当だった。途中、岬の先端へ行く小道がいくつか有ったけど我慢我慢。
昼飯喰って、宮崎市にたどり着いたのはもう16時近く。本当はR268=えびのスカイラインを通って熊本入りしたかったんだけど、今からそっち回ってたんじゃ、途中で夜になる。
素直に諦めて宮崎自動車道へ。 その前にガソリン補給しとこうと思い国道沿いのGSへ。ついでにオイル量のチェック、と窓を覗いたら『げー!!ぜんぜん顔を出していない! おかしい!出発前に補給してきたはず!』。 スタンドの人にオイル無いですか? と聞いたら「ウチは整備まったくやってません。この先右側にそういうスタンドが有ります」だと。
そのまま国道を直進し、宮崎道の入口を過ぎたところで「レッドバロン」の看板発見! 転がり込んで補給をお願いする。 なんと500ccも入ってしまった・・・。帰り、ヤバイかなー・・・・ ちょっと不安になった(翌日、その不安は別の形で実体化したのだが)。
宮崎道に乗り西進。走る車は殆ど無い。免停ちょっと手前のスピードで走るとがんがん抜かされる。いやね、これが有るおかげで助かったんだけど、ちょっとガソリン税の使い道に(以下略)。
宮崎道は景色の良い道。山しか見えないけど、その山が何層にも重なって水墨画の様。PAが少ないから停まって眺めることは出来なかったのが残念。熊本県に入り「えびのJC」で九州道に乗り、トンネルを沢山くぐり「八代インター」まで。見たかった水俣湾は通り過ぎてしまった。
R3に乗り北上。今日はゆっくり寝たいからビジネスを探しながら。
17時頃看板を見つけ、そっちへ曲がってみたけどその看板のホテルは見つからず。替わりに曲がってすぐに有った別のビジネスに飛び込む。
「今からだと食事は用意できません。バイクで5分も走れば有りますよ」と言われたが、さっさと喰ってさっさと寝たかったのでコンビニで弁当とビールを買って済ませた。風呂入ってTV見て爆眠。
2006.9.24
今日は福岡の友人宅へ寄って関門海峡を渡り山口県のどこかまで、と行程を予測して9時頃出発。さすがに疲れが溜まってたのか、良くねたわ。
ちょっと行った所に有ったモスバーガーで朝食。地図を確認し北上継続。熊本市を過ぎ、久留米市も過ぎ、福岡へ向かうR200に乗る。12時ころ筑紫野市に入り、信号で停まろうとしたら・・・・
クラッチがすかすかに! 切れたー!
JAFを呼びました。1時間待って積車到着。 来てくれた方にとっては始めてのバイク輸送だそうだ。何処へ運べば良いか、電話でいろいろ調べてくれている。太宰府の方へ行けば何件か有るとのこと。お願いします。
1件目、大手チェーン店。倉庫やらなんやら在庫を探し回ってくれたが、「在庫が無い」と他店紹介。使えそうなワイヤーが付いてる展示バイクは沢山あるのに・・・・
2件目、独立系パーツ専門店。「合うモノは無いが作ってみましょう」と!
おおっ!ここに職人が居た!
JAFの方に心からのお礼を言ってバイクを降ろす。既に3時間つきあってもらっている。ほんとうにありがとうございました。
自力でタンクを降ろしワイヤーを外し、その後1時間かけてワイヤーを加工してもらい取り付ける。微妙に長さが合わないが名古屋まで持てば良い。 タンクを取り付け荷物を積み再出発。
ここで行程の組み直し。今夜は福岡の友人宅に泊めてもらい、明日再出発しよう。
高速を通り、2時間で友人宅到着。ご厄介になりまーす。
2006.9.25
さて、とりあえず突っ走るぞー!、と動き出す。
時間ももったいないし、朝のラッシュでのロスも避けたかったので高速に乗って関門海峡を渡る。この橋は車で何度も渡ってるから、ホントはトンネルくぐりたかったんだけどなー。
下関インターを降り、R191に入る。海沿いを進む気持ちのいい道。こういう地方の常として読めない地名多し。
「特牛」ってなに? こういうモノに出会うのもツーリングの醍醐味だね。
とにかく走る、ひたすら走る。
バイク乗りにとっちゃ、”バイクに乗る”のは手段じゃない、それこそが目的なんだ!。
走れ!疾れ!。
道が有る限り!。
ガソリンが有る限り!。
秋芳洞の誘惑を振り払い、萩の町に目をつぶり、俺とバイクは東へ向かう。益田市から9号線に乗り換えて。
唯一立ち寄ったのは数年前に訪れた『歴史有る寂れた温泉=温泉津温泉』(読めるひとーー? ’ゆのつおんせん’と読みます。
山と海に挟まれて、ひっそりとたたずむ古い温泉街。車がすれ違えない細い街道の両側に有る温泉宿。
ゆっくりと通り過ぎ、日本では数少ない”登り窯”を目に焼き付け、再び東へ向かう。
17時を回ったので「道の駅 湯の川」を今日の宿泊地と決め、バイクを停め夕食。ここには天然温泉”足の湯”が有ったので、疲れた足を浸し極楽気分。
日が暮れてからテントを張った。眠くなるまでと本を読んで居たら、突然声をかけられる。
『にいちゃん、どっから来たの?』
この辺りで日暮らししている人だった。”一緒に飲まないかい?”の声に誘われ閉店した道の駅内へ。
焼酎を呑み、互いの事を話して夜は更けてゆく。23時を回ったころに眠りにつく。 すぐ横を走る国道のトラックの音はうるさいがすんなりと眠りに落ちた。
2006.9.26
今日の目的地は琵琶湖南岸。はしょれるとこははしょろうと安来道路で米子まで進み、目指す鳥取砂丘へ。
R9をひたすら走り昼前にたどり着いた鳥取砂丘。狭いようで広い。駐車場の有るところから窪地を越えて広がる砂丘。 行ってみたい!と思ったが格好が砂丘を歩く格好じゃない。ふと見ると馬車と駱駝が有るので向こうまで行けるか聞いてみたら「ここは国立公園なので入れません。回りを歩くだけです」だと。。。
諦めようと思ったが、やはり執着質の俺! 歩いたさ! ライディングブーツと革ジャンで!(MADMAX−RWのマックスな気分一杯だー!)。
砂に埋もれたどり着いた砂丘の先端。
綺麗な景色と綺麗な砂と綺麗な空に、30分ほど惚けてみる。
12時半、昼ご飯。喰ったのは海鮮ラーメン。
やっぱり一日一麺だね!
腹も一杯になったので更に東へ。
9号線を進み、途中距離を稼ぐため、福知山から小浜まで高速利用。余部鉄橋へも寄ってみる。た・高い!
R27を東へ進んでいると”雨”がぱらついてきた。こうなると停まるわけにはいかない!
とにかく、はしるっきゃない!
敦賀に着いてR8に乗り換え。この辺りで日が暮れ雨にも追いつかれた。 真っ暗な街灯もない山の中の国道、 取り憑かれたように走る。
このころバイクにまた不調が。。。どうも一発発火していない・・・ けど時々火が入るからかぶってるわけではなさそうだし、電装系の不調でもなさそう。 「ジェットが詰まった?!」。
アクセルを開けたり閉じたり、いきなり3速たたき落として一気に吸い込ませたり、いろいろ藻掻いたら復活。ふぅ。
そんなこんなで1時間半走り、彦根の町へ到着。
知人のnatsukiさんに”着いたよー”の連絡を入れ、某スパの駐車場で待つ。
早速今夜の宿候補を紹介してもらい、車とバイクで併走。1件目は満室だったが、そこでもらったホテルガイドの先へ連絡したらOKとのこと。ホテルへたどり着き、荷物を降ろし、バイクを置き、車に乗せてもらい今夜の宴のお店へ。
たっぷり呑んでたっぷり喰って、「え!その値段でいいの?!」だった。 良いお店。 また行きたい。
ホテルへ戻り風呂に入って早々に沈没。 今日の走行460Km!
2006.9.27
北と南、どっちへ行こうかと昨晩まで悩んでいたが南に決めた。
ちょっと京都方面へ戻り南へ進路を取る。様々な国道を通り、滋賀・京都・奈良・和歌山と山道走行・。このころになると、”とにかく走って”いた。 自爆へ向かってまっしぐら? やめれーー!
山も渓谷もいろいろ有ったはずなんだが記憶が無い。走ることにしか気がいっていない。やばいぞー! と思いつつ明日帰り着くために三重県を目指す。山を越え海のほとりにたどり着いたところで時間切れ。
一昨日に続いて道の駅でテント泊。 この日はホント、いきなり沈没。
2006.9.28
今日は何度も来ている方面なのでひたすら北へ進むのみ。
R42をすすみ伊勢に出たところで高速へ。この辺りの海岸も美しいところなんだけど、既にその体力は無い。
伊勢自動車道、東名阪と乗り継いで昼過ぎに自宅到着。
総走行距離、1900Kmちょっと。
オイルも限界に達しているし、クラッチワイヤーも限界、俺も限界。
けれど、コレで未踏地は”青森・岩手・秋田”の3県だけとなった。
明日からの日常生活に戻るために早寝!
ありがとう! 俺のバイクよ! 週末にはメンテナンスしてやるからな。

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