シンガポールの結婚式


 仏前結婚式

いろいろありますが、まずは、最近私が出た仏教式結婚式の話。現地人でも仏教式で式を挙げるのは珍しいらしい。
式の最中はなんとなく撮影ははばかられたので、終わった後の写真を載せましょう。キンキラキンの仏像と坊さんと洋装の新郎新婦。なんとなく不思議でしょ?


大華先生的

仏教式の場合でも、お寺の式に臨む前に「赤いお茶の儀式」はやるそうです。(さすがに私は見たことがない)

 披露宴

披露宴はホテルかレストラン。大勢呼びます。
基本的にただ食べるだけでスピーチも何もありませんが、だいたい以下の順序で進みます

  1. 時間:
    案内状の時間きっちりより遅れていくのが基本。早く行くのはいやしいそうな。新郎新婦が入り口で迎えます

  2. アンパオ(紅包):
    「福」などの字が入った赤い小袋にお金を入れて新郎または新婦に渡します。

  3. 着席:
    自由のことも指定のこともあります。新郎新婦の近い親戚は中央の良い席を占めます

  4. 新郎新婦入場:
    一段高い所にしつらえた席に向かいます。ドライアイスの演出があることも。

  5. ケーキカット:
    最初にしたり、お色直し後にしたり、しなかったりします。

  6. お食事開始:
    ウェイターらが一列に並び音楽とともにさっと左右に分かれ各テーブルに料理を配る演出も見たことがあります

  7. お色直し:
    やらないこともあります

  8. ヤムセン:
    漢字でどう書くのかわかりませんが、一種の乾杯の儀式です。
    皆で声をそろえて「やぁ−−−−−−−−−−むせん!」と怒鳴りますが、この「−−−−−−」部分が長ければ長いほど縁起がよいのです。
    怒鳴った後、コップの酒を一気します。
    最初に親族代表のような人がステージで乾杯を兼ねてやります。次いで、新郎新婦が各テーブルを回りますが、各テーブルでもやります。
    基本的には新郎は一気に参加しなければいけません。つぶされます。

  9. お開き:
    料理のデザートが終わると、みんな三々五々立ち上がり、帰りはじめます。出口では新郎新婦とその両親がお見送りします。

こんな感じ。



 アルバム

結婚前にはたいていアルバムを作ります。
新郎新婦が衣装をとっかえひっかえいろんなポーズで撮った写真数十枚のアルバム。
撮影はほぼ1日がかり、野外ロケをやるカップルも多いですね。植物園とかクラークキーではよく見かけます
みんなスター気取りでなりきって。
たいていは披露宴の貸衣装・送迎の車(もちろんベンツが最も普通)とのパッケージ
そういうアルバムを披露宴の入り口に置いてみんなに披露したり、職場で見せたりします

何を隠そう、私もやってみました。新婚早々シンガポールに来た特権。
とはいうものの、結婚後4ヶ月、家内は既に妊娠3ヶ月。つわりに苦しみながら1日がかりの撮影でした


この額縁入りの写真はかなりでかい


借り物デジカメはどうも解像度が悪いし近いとピンボケする。
家内の方は未許可なので、FLmaskをかけてしまいましょう(ちょっと猥褻?)


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