4) お金の法則は、乱れる?

破壊の大帝:
さて、オンラインの世界のお金について、またRMTについて触れたところで、
はじめにで言いそびれた所を掘り下げていくわけですよ。

LM仮面:
リアルなマネーのお話ですか?

破壊の大帝:
リアルなマネーってなんだっけ、ってとこからかな……
ホントは「お金とはそもそも物々交換がウンタラカンタラ……」って所からやるべきなんだけど、
あまりに長くなるので適当に端折ります。

LM仮面:
大帝さんが上手く説明できないからじゃないですか?

破壊の大帝:
ぐはっ(図星
ってかね。参考文献で読んでおいた、現代までのアメリカ経済の流れを漫画で説明する
エコノミックス マンガで読む経済の歴史』って本がB5変型で300ページオーバーだからね。
ボケツッコミ入れながらだと、更に長くなるのは必然。

LM仮面:
ボケツッコミ、無理に入れなくても……

破壊の大帝:
入れなきゃ?
なので、まずは要点だけ、基本的なトコだけおさえていきますよ。
その1:お金はそれぞれの国がそれぞれ各自の裁量で管理している。

LM仮面:
ん? 当たり前じゃないですか?

破壊の大帝:
いきなりEUが例外になっちゃうんだけどね(笑
基本的には、それぞれの国に「中央銀行」が存在して、そこがお金を発行してる。

LM仮面:
んんん? 管理してるのは、政府でなくてですか?

破壊の大帝:
お金にお墨付きを付けてるのは政府というか法律なのよね。勝手に作っちゃいかんとか、色々。
でも、政府が発行権握ってると、経済オンチの人が与党や首相になったら色々詰むので
そこは別に成ってる。もちろん、政府からの圧力はかかってくるけど。

LM仮面:
EUは加盟国が発行権を外出しにしてる感じですかね。

破壊の大帝:
超ざっくりでそんな感じで(笑 で、次の話で
その2:お金の価値は他国のお金との価値で相対的に決まる。

LM仮面:
市場経済ってやつですか?

破壊の大帝:
それを言うなら変動相場制だね。固定相場制もあるけど、実質的に「他の国のお金」が基準に成る。
まぁ、これも当たり前で「1円は100万ドルの価値がある!」なんて言い張っても認められないわけで。

LM仮面:
固定相場制も、国の間の約束として決まる。ってことでしょうか?

破壊の大帝:
実のところ、だーいたいの国では自分の国のお金よりも他国のお金のほうが価値があるのよ。
日本は上から数えたほうが早い、というか4位ぐらいなのでドルぐらいしかクローズアップされないけど。
なので、現在で固定相場制なのは「一々市場に出ないからドル換算でザックリでいいよね?」って感じかな、ザックリだけど。

LM仮面:
なるほど、各国が好きに自国の通貨を管理しても、国際的に基準となる通貨があるので、
どうしてもそちらに引っ張られるわけですね。

破壊の大帝:
そんな感じで。なので、だいたい何処の国でも海外から持ち込めるお金って限られてんだ。
価値のある外貨で殴られると、国内の経済がエラいことに成るからね。

LM仮面:
現金で土地とか買われたら、溜まったものではありませんよね。

破壊の大帝:
そうそ。まだちょっとモヤッとしてるかもしれないけど、次行くね。
その3:市場に出ているお金と発行されたお金は一致しない。

LM仮面:
またわかりにくいこと言ってきましたね。

破壊の大帝:
今の世の中が便利に成っている反面の、めんどくさい所なのぜ……
例えば、Aさんが100万円銀行に預けました。銀行はそのお金をBさんに貸しました。
どうなる?

LM仮面:
うっ? ええっ…… Aさんのお金は……無くなったわけではないですが……
Bさんは100万円、持ってるのですね?

破壊の大帝:
Bさんがそのお金で、Cさんから100万円のものを買いました。
Cさんは銀行に100万円預けました。銀行はその100万円をDさんに……

LM仮面:
その連鎖が続いてくわけですね……
なんか、狐につままれた感じですが……

破壊の大帝:
この場合、Bさんがお金返せなかったらBさんだけアウトだけど、
Cさん以降は別に、咎められる話じゃないよね。
ただま、銀行もAさんにお金返せないとイカンから、ある程度は現金も確保してるわけですよ。

LM仮面:
……あれ? ということは、銀行にお金を貸している全員が「今すぐ返せ」って詰め寄ると?

破壊の大帝:
どんなに景気が良い時だって、確実に全員分は引き出せないね。
なので、経済政策って「海外の反応を見ながら」「実際の市場を見つつ」やらなきゃいかんのさ。

LM仮面:
めんどくさいですね。

破壊の大帝:
ここまでいいかな?
さーてー、めんどくさい話はまだ続くのですよ。
最近流行りの「仮想通貨」は、その1と無関係なのよね。

LM仮面:
国が管理していない、ってことでしょうか?

破壊の大帝:
そう。この辺も細かく説明するとドツボにハマるからザックリで行くけど、
「既存の貨幣に成り変わるもの」であって、別段「国」が管理も担保もしていない。

LM仮面:
……ん? それなのに何故、成り変われるです?

破壊の大帝:
既に他の国の通貨と交換できて、一定の価値を持っちゃってるから。
そうなると、後は「再交換せずともそのまま使える」所まで行くかどうか。
で、ビットコインはもう国内でも使えるところに来ちゃってるのよね。

LM仮面:
……ええええっ(汗

破壊の大帝:
時代の流れは早いよー(笑
何より、国家のシガラミから開放されてるからねー。色々。
それに、そもそも電子取引としての仕組みで特にさっきの、その3のところが得意なのですよ。
今後のオンラインの世界に確実に影響するし、現実社会にも関連していくのですよ。

LM仮面:
大丈夫なのですかね、それで?

破壊の大帝:
わからん。ってのは逆に言えば国家の手から離れているので、国としては規制したい。
外国と取引しているのと同じだから「自国のお金」が持ってかれちゃうことになるのよね。
なので、中国はビットコインなど仮想通貨の扱いはもう禁止しちゃったじゃないかな。

LM仮面:
んーでもイリーガルな感じが拭えないのですよね……

破壊の大帝:
確かにちゃんとした法律、無いからね。
日本はどうしても、「既存の法律の中」でしか動けない文化だから……
まぁ、コレは良し悪しあるので一概に言えないし……

LM仮面:
……で、何の話でしたっけ?

破壊の大帝:
仮想通貨って色々あって、まぁ、知らん人がうっかり投資しちゃったりとか、
あるわけですが……そういう「投資」にオンラインゲームの通貨が巻き込まれてないかなーて。

LM仮面:
うっ?

破壊の大帝:
投資と言うか、投機と言うかはまたコレもめんどくさい所があるので投資って言い張るけど、
要はオンラインゲームの世界のお金って、ゲームの中だけど「普通のお金と大差ない」のですよ。
2) ゲームの世界のお金の事情?でダラダラ説明してたのはこれが言いたかったからでもあるんだ。

LM仮面:
この章で、その1、その2、その3、と見てきたのもそういうことなのですね……
なるほど、現実の仮想通貨のように「今ギルを買っておけば儲かりますよ」って話は、出てこないとも限らない。

破壊の大帝:
流石に、ちゃんと調べるにはそういう世界に両足突っ込むことに成るから遠慮しているけど(笑
ただねー、仮想通貨でも問題に成ってるけど、マネー・ロンダリングになりかねないのよね。

LM仮面:
ブラックマーケットのお金がバレないように成っちゃうことですね。

破壊の大帝:
だっからさー、誰かがRMTで儲けた分が、誰かのおゆはんの一品になる、ってわけではなくて
誰かの頭を打ち抜く弾丸代になってるかも知れないわけですよ。知らんけど、知らんけど。

LM仮面:
嫌な世の中ですね。

破壊の大帝:
ただ、お金や経済のことを「複雑だから知らなくていい」にしてしまってると、
知らない内に巻き込まれたり、判断を誤ったりすることは多々あるので、
気をつけてほしいなぁ、と。

LM仮面:
政治経済、大事ってことですね。

破壊の大帝:
兎角、経済の話は一国のハナシで収まる時代で失くなってるし、
オンラインの世界って「世界中」に開かれているから、
そこんところ巻き込まれる可能性は、絶対ないとは言えないわけです。

LM仮面:
FF14、グローバル展開してますからね。

破壊の大帝:
さて、次でおおむねラストなんだけど、
ぶっちゃけ、妄想盛りだくさんなのであくまでハナシとして聴いてください。

次:5)オンラインゲームを盛りたてる、ということへ。
前:3)RMTと不正行為へ。
RMTについて〜FF14で見るオンラインゲームの経済〜へ。


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